約2年前の話題ですが、ホリエモンが月2万円で家事外注が可能と話してネットで議論になったことがありました。
「共働き夫婦の家事の分担の問題がたびたび話題になるが、そんなもん月に2万円も払えば業者が全部やってくれるのに、なんで押し付けあってるのか理解に苦しむ。」「馬鹿だからでしょ」
確かに「月2万円で夫婦円満な生活」が買えると思えば、家事代行はめちゃくちゃ安い買い物です。
でも、月2万円だけで本当に家事を外注できるの?
って思っちゃいますよね。
2017年現在、家事のシェアリングエコノミーの発展によって、「月2万円」の予算があればどこまで家事の外注が可能になったのか検証してみました。
当時話題になったTwitterの流れ
共働き夫婦の家事の分担の問題がたびたび話題になるが、そんなもん月に2万円も払えば業者が全部やってくれるのに、なんで押し付けあってるのか理解に苦しむ。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2015年1月30日
馬鹿だからでしょ
RT @kazu_fujisawa: 共働き夫婦の家事の分担の問題がたびたび話題になるが、そんなもん月に2万円も払えば業者が全部やってくれるのに、なんで押し付けあってるのか理解に苦しむ。— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2015年1月30日
含まれないよ。外食基本 RT @kazu_fujisawa
家事に料理は当然含まれますよね?
掃除は水周りや台所の油汚れなども定期的にするものですが含まれてます?
どこの業者に依頼してどういう計算をしたら月2万になるのか、馬鹿な方に教えてあげたらどうですか。— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2015年1月31日
その無駄な家事の時間副業でもやりゃもっと稼げるぜ
RT @ma2_u3ku: @takapon_jp 共働きの家族にとって二万って大きいと思うけど!馬鹿とは言いすぎじゃないですか?
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2015年1月30日
って思いたいだけだろ
RT @ejison4215: @kazu_fujisawa @takapon_jp 掃除も自炊も仕事に役に立つと思う。— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2015年1月31日
じつはそれが致命的な問題かもしれない。専業主婦より業者のほうが圧倒的に安くて家事が上手いから。 @inoueakihiro アウトソースするんだったら、一緒に生活する意味がないでしょう。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2015年1月30日
二週間分の下着と靴下を用意して、服はクリーニングに出せば、洗濯は二週間に一回で済むし、それとて月二回の家事代行業者がやるよ。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2015年1月30日
月に2万もあれば家事は外注できると言ったら全国からそんなのは無理だという感情的な非難が寄せられた。いや、できるから。あと、もうひとつバラすと、毎日深夜まで残業したり、会社に泊まるサラリーマンとか医者なんていねーよ。浮気してるんだよ。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2015年1月31日
家事は外注、飯は外食、職場には歩いていける距離に住む。これが高度に発達した市場経済では基本。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2015年1月31日
家事のシェアエコに「月2万円」使うと可能な事
家事のシェアリングエコノミーで最安なのが1時間1,500円の「タスカジ」。
タスカジを利用した場合、月2万円でどれだけ依頼できるか検証してみました。
タスカジの場合、月2万円で「月4回×1回3時間」の家事代行が可能です。(※)
具体的には19,360円(税込)で週1回程度(3時間/回)の家事代行ができてしまいます。
※都内住みの私の場合、最寄駅が対応できるハウスキーパーは全24名。交通費含めた金額が最安値の人は定期依頼で「1回3時間」で4,840円(税込)でした(2017年5月現在)
週1回3時間の家事で出来ること(単身世帯の場合)
パターン① 掃除+料理の両方依頼
【3時間の内訳】
・掃除(30分) 水回り+リビングを月1回ローテーションで掃除。
・買い物(30分)
・料理(2時間)作り置き含めて3食分程度。
※過去、単身で家事代行を7回依頼したことがある管理人の体験から算出。
掃除と料理の両方依頼で、最低限の掃除+1週間の中で夕食3回分が作れる。
パターン② 料理のみ依頼
【3時間の内訳】
・買い物(30分)
・料理(2時間半)作り置き含めて5食分程度。
料理のみ依頼で、1週間の中で夕食「5回分」をカバー。
パターン③ 掃除のみ依頼
【3時間の内訳】
・掃除(2時間分)水回りを毎週掃除+その他の箇所も常にピカピカを維持。
・洗濯(30分) 1週間分の洗濯 or 乾燥機付洗濯機なら畳むところまで依頼可。
・アイロン(30分)1週間分のシャツのアイロンがけ
掃除だけ依頼で、常に部屋を清潔な状態の維持できる。
★単身者の場合★
月2万円で家事代行で実現できること検証まとめ
・掃除系(洗濯&アイロン)に特化すれば月2万円で「完全外注」は可能。
(常にピカピカを目指さなければ、月1万円でも2週間に1回の掃除で完全外注が可能)
・料理のみに特化させても、週1回3時間では夕食「5回分」の作り置きが限界。
★3人家族の場合★
月2万円で家事代行で実現できること検証まとめ
3人家族の場合はタスカジの社長さんブログにすでに検証した結果を参考。
引用:子ありの共働きで月2万円で家事全部アウトソースは難しい。ではいくらだったらできるのか?検証してみた。
・月約2万円で可能なのは、家事の3割程度の外注のみ。(月約6万円で家事のほぼすべてを外注可能)
※交通費も加味して計算
※都内&家事シェア最安であるタスカジの場合の試算。家事シェアのサービス登録者数が少ない地方では2017年現在、この金額レベルで家事代行まだ困難。
検証結果まとめ
「単身世帯は、月1万で掃除の完全外注で仕事に集中!」「家族持ちは、月2万の外注で、夫婦が苦手な家事をやらずに済んで夫婦円満!」などの新しいライフスタイルを送れることが分かりました。